2022.03.13長寿祝い・基礎知識
【 長寿祝い 】についてご紹介します。「そもそも長寿祝いって何?」という方向けの内容です。長寿祝いの基礎知識として、長寿祝いの種類や由来メッセージ、おすすめプレゼントもご紹介しています。ぜひ長寿祝いにご活用ください。
長寿祝いは賀寿(がじゅ)や歳祝い(としいわい)とも呼ばれます。もともと中国発祥で還暦には家族全員が集まり盛大に祝していました。日本には奈良時代に中国から伝わり貴族の間で始まりました。当時は寿命が短かったため40歳の初老から10年ごとに長寿を祝っていたと言われています。現在の長寿祝いは40歳ではなく、還暦(61歳)から始まり、古希(70歳)、傘寿(80歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)、百寿(100歳)などがあります。
満年齢は、生まれた日を0歳として、誕生日を迎えるたびに1歳ずつ加える数え方です。これは戦後の昭和中期からの考え方です。実はそれ以前は生まれた年を1歳とし、新年を迎える度に1歳ずつ加える数え方の「数え年」で年齢を数えていました。お祝いは「数え年」でのお祝いが一般的ですが、わかりやすい「満年齢」でお祝いされる方も増えています。
数え年は生まれた年を1歳とし、新年を迎えるたびに1歳ずつ加える数え方です。例えば、2022年に33歳になる場合は数え年は年齢に1歳加えますので数え年で34歳になります。
生まれた日を0歳とし、誕生日を迎えるたびに1歳ずつ加える数え方です。
読み:かんれき カラー:●赤
由来:60年経つと干支(十干と十二支を組み合わせた60種類)が一巡し、もとの暦に還ることから、還暦と呼ばれています。
読み:こき カラー:●紫
由来:中国唐時代の詩人・杜甫(とほ)が詠んだ「曲江(きょっこう)」という漢詩の「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」からきています。意味は、「お酒の借金はどこにいってもあるが、昔から人生70歳まで生きる人は滅多にない」といった意味です。
読み:きじゅ カラー:●紫
由来:「喜」という字を草書体すると、「㐂」になり「七」が3つあり、七十七と読めることが由来と言われています
読み:さんじゅ カラー:●黄色
由来:「傘」の略字が「仐」となり、八十と読めることが由来と言われています。
読み:べいじゅ カラー:●黄色
由来:「米」の字を分解すると、八十八と読めることに由来と言われています。
読み:そつじゅ カラー:●紫
由来:「卒」の略字が「卆」となり、九十と読めることが由来と言われています。
読み:はくじゅ カラー:◯白
由来:「百」の一を引くと「白」となることが由来と言われています。
読み:ひゃくじゅ・ももじゅ(きじゅ) カラー:●桃 ◯白
由来:100年のことを一世紀と表すことから、百寿や紀寿と呼ばれています。
名称 | お祝い色 | 祝年 | 数え年(満年齢) |
---|---|---|---|
還暦(かんれき) | 赤 | 61歳(満60歳) | 1963年(1962年) |
古希(こき) | 紫 | 70歳(満69歳) | 1953年(1952年) |
喜寿(きじゅ) | 紫 | 77歳(満76歳) | 1946年(1945年) |
傘寿(さんじゅ) | 黄 | 80歳(満79歳) | 1943年(1942年) |
米寿(べいじゅ) | 黄 | 88歳(満87歳) | 1935年(1934年) |
卒寿(そつじゅ) | 紫 | 90歳(満89歳) | 1933年(1932年) |
白寿(はくじゅ) | 白 | 99歳(満98歳) | 1924年(1923年) |
百寿(ひゃくじゅ) | 白 | 100歳(満99歳) | 1923年(1922年) |
プレゼント選びは何が良いでしょうか。定番の名前入りのグラスやタンブラー、湯呑み、日本酒、ワイン、フォトフレームなどがあります。好みに合わせて食器やストール、鞄、タオル、寝具、ゴルフグッズ、時計、マッサージ機などをプレゼントするのも喜ばれると思います。旅行で思い出の場所を訪れるなども節目の白寿祝いにお勧めです。
プレゼントに添えるフラワーギフトは欠かせません。フワラーギフトと一言で言っても、飾りやすい「ボックスフラワー」や見た目が美しい「フラワーアレンジメント」、枯れずにずっと楽しめる「ブリザードフラワー」等の種類があります。90歳になると高齢者施設で暮らしている場合もあります。
普段は利用しないレストランや料亭、旅館での食事会等、早めに日程を決めて予約しましょう。足腰が弱って90歳になると車椅子を使用している場合もあるので、事前にトイレや段差などのバリアフリー状況をお店に問い合わせておくことで安心・安全で出かけることができると思います。
家族風呂がある近くの温泉に出かけたり、「もう一度行きたい場所」や「一度は行きたい場所」へ一緒に出かけるのはどうでしょうか。卒寿を迎える親御様だけでなくお祝いするご家族にとっても忘れられない特別な思い出になると思います。
白寿という大切な人生の節目にこれまでの人生の歩みを綴るのはどうでしょうか。
“⼈⽣BOOK”は親の人生を残す自分史製作サービスです。ご⾃宅に眠るアルバムから思い出の写真を選び、写真整理アドバイザーと共に⼈⽣の想い出を⼀冊の本にまとめます。特徴は、「写真中心の自分史」「選べるデザイン」「複数回訪問でじっくり製作」です。それはまさにファミリーヒストリーでもあります。そんな自分史でもあり家族史を贈るのはいかがでしょうか。
製作の特徴などはこちらの記事をご覧ください。
人生を思い返すと、「こんなことがあったな〜」「あの時は大変だったけど、あれが今に繋がっている。」と数えきれない出来事やドラマ、決断があるのではないでしょうか。そしてそれはそばに居るご家族も実は知らなかったり。。親御様にいざどんな人生だったか聞きたいと思っても、聞くのが恥ずかしかったり、あるいは遠方で暮らしていて話すタイミングがない場合も少なくないと思います。人生BOOKは「自分史を贈る」という新しい贈り物の形をご提案します。長寿の節目だからこそ、これまでの人生の歩みを綴りませんか。親御様だけでなく家族の歴史を綴る一冊にもなります。100歳のお祝いで贈られたお客様の感想も紹介していますので、ぜひご覧ください。インスタグラムはこちら
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