2022.02.23長寿祝い・基礎知識
今回は長寿祝いの【 喜寿 】についてご紹介します。メッセージ例やおすすめギフトもご紹介していますので、大切なご家族やご友人の節目のお祝いでぜひご活用ください。
「喜寿」とは、77歳(数え年)で迎える最初の長寿祝いです。長寿祝いは賀寿(がじゅ)とも呼ばれます。長寿祝いはその他に、還暦(61歳)、古希(70歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)、百寿(100歳)などもあります。
お祝いの年齢の数え方について説明します。数え方は「数え年」と「満年齢」の2種類あります。数え年は生まれた年を1歳とし、新年を迎えるたびに1歳ずつ加える数え方です。数え年は年齢に1歳加えますので、2022年に33歳になる場合は数え年で34歳になります。満年齢は、生まれた日を0歳とし、誕生日を迎えるたびに1歳ずつ加える数え方です。つまり、誕生日の数え方なので「数え年」よりも「満年齢」の方が馴染みがあるのではないでしょうか。喜寿のお祝いは77歳(数え年)が一般的ですが、誕生日を迎えた77歳(満年齢)でお祝いされる方も増えています。
「喜」という字を草書体にすると「㐂」になります。「七」が3つあり、七十七と読めることから喜寿の由来と言われています。
数え年(生まれた日を1歳とする)でお祝いするのが一般的ですが、現代人には満年齢(生まれた日を0歳とする)の数え方の方が馴染みがあるので、満年齢でお祝いする方が増えています。
・77歳(数え年)1946年(昭和21年)
・76歳(満年齢)1945年(昭和20年)
名称 | お祝い色 | 祝年 | 数え年(満年齢) |
---|---|---|---|
還暦(かんれき) | 赤 | 61歳(満60歳) | 1963年(1962年) |
古希(こき) | 紫 | 70歳(満69歳) | 1953年(1952年) |
喜寿(きじゅ) | 紫 | 77歳(満76歳) | 1946年(1945年) |
傘寿(さんじゅ) | 黄 | 80歳(満79歳) | 1943年(1942年) |
米寿(べいじゅ) | 黄 | 88歳(満87歳) | 1935年(1934年) |
卒寿(そつじゅ) | 紫 | 90歳(満89歳) | 1933年(1932年) |
白寿(はくじゅ) | 白 | 99歳(満98歳) | 1924年(1923年) |
百寿(ひゃくじゅ) | 白 | 100歳(満99歳) | 1923年(1922年) |
誕生月 | 名前(ジャンル) |
---|---|
1月 | 松原智恵子(女優)、三木たかし(作曲家)、おすぎ(映画評論家)、ピーコ(映画評論家) |
2月 | わたせせいぞう(漫画家)、逸見政孝(アナウンサー) |
3月 | 谷垣禎一(政治家)、吉永小百合(女優)、栗原小巻(女優)、宮本信子(女優) |
4月 | ジョエル・ロブション(料理人)、堀紘一(経営コンサルタント)、村野武範(俳優) |
5月 | 山田パンダ(ミュージシャン) |
6月 | アウン・サン・スーチー(政治家) |
7月 | レツゴーじゅん(漫才師)、長塚京三(俳優)、松島トモ子(女優)、高木勝(評論家) |
8月 | 黒鉄ヒロシ(漫画家)、タモリ(タレント) |
9月 | 平沢勝栄(政治家)、永井豪(漫画家)、フランツ・ベッケンバウアー(サッカー選手) |
10月 | 室伏重信(ハンマー投げ選手)、水前寺清子(演歌歌手)、櫻井よしこ(ジャーナリスト) |
11月 | 矢吹健(歌手)、河原さぶ(俳優)、綿引勝彦(俳優) |
12月 | 波乃久里子(女優)、冨司純子(女優)、服部幸應(料理研究家) |
喜寿の色は紫です。紫色のイメージには上品・優雅・高貴などがあります。日本は紫色を瑞祥(ずいしょう)の色としており、瑞祥には「めでたいことが起こる前兆」「縁起の良い前兆」という意味があります。このように紫色に高貴なイメージが定着した経緯には、604年に聖徳太子が制定した階級制度「冠位十二階制度」などが影響しています。冠位十二階制度は位ごとに色が決まっており、最高冠位となる大徳の色には紫色が使用されており、その他に僧侶の世界でも高位の色として紫色が使用されています。紫色は喜寿だけでなく古希(70歳)と卒寿(90歳)の長寿祝いのカラーでもあります。
プレゼント選びは何が良いでしょうか。定番の名前入りのグラスやタンブラー、湯呑み、日本酒、ワイン、フォトフレームなどがあります。好みに合わせて食器やストール、鞄、タオル、寝具、ゴルフグッズ、時計、マッサージ機などをプレゼントするのも喜ばれると思います。旅行で思い出の場所を訪れるなども節目の喜寿祝いにお勧めです。
プレゼントに添えるフラワーギフトは欠かせません。フワラーギフトと一言で言っても、飾りやすい「ボックスフラワー」や見た目が美しい「フラワーアレンジメント」、枯れずにずっと楽しめる「ブリザードフラワー」等の種類があります。
普段は利用しないレストランや料亭、旅館での食事会等、早めに日程を決めて予約しましょう。
家族旅行の思い出の場所や近くの温泉に家族で出かけるのはいかがでしょうか。当時のことをタイムスリップして、懐かしい話で盛り上がりこれまでの家族の歩みを家族で感じることができ、喜寿祝いの特別な思い出になるのではないでしょうか。
喜寿祝いのメッセージ例をご紹介します。これまでのことを振り返り、喜寿という節目だからこそ伝えたい気持ちをぜひ贈りましょう。
お父さんへ
喜寿おめでとうございます。
いつも子育てを手伝ってくれてありがとうございます。改めて親の存在の有り難さを実感しています。子どもたちもじいじに会えるのを楽しみにしているのでこれからも遊んであげてください。食事は偏っていないですか?健康には気をつけてください。たまには一緒に食事をしましょう。
これからもよろしくお願いします。
〇〇より
お母さんへ
喜寿おめでとうございます。
私が小学生の時はPTAの役員を今は自治会役員を担い、地域に貢献しているお母さんを尊敬してます。私も家族のことだけでなく地域のことも関われるお母さんになりたいと思います。健康には気をつけてくださいね。
これからもよろしくお願いします。
〇〇より
いかがでしたでしょうか?
定番のプレゼントやメッセージだけでなく、もっと特別な二つとないプレゼントを贈りたい。
喜寿を節目にこれからも生きがいを持って人生を謳歌してほしいなど、そんな気持ちに応えるおすすめのプレゼントを最後にご紹介します。
喜寿という大切な人生の節目にこれまでの人生の歩みを綴るのはどうでしょうか。
“⼈⽣BOOK”は親の人生を残す自分史製作サービスです。ご⾃宅に眠るアルバムから思い出の写真を選び、写真整理アドバイザーと共に⼈⽣の想い出を⼀冊の本にまとめます。特徴は、「写真中心の自分史」「選べるデザイン」「複数回訪問でじっくり製作」です。完成した人生BOOKは親御様の歩まれた人生だけでなく家族の歴史を綴ることにもなります。それはまさにファミリーヒストリーでもあります。そんな自分史でもあり家族史を贈るのはいかがでしょうか。
人生を思い返すと、「こんなことがあったな〜」「あの時は大変だったけど、あれが今に繋がっている。」と数えきれない出来事やドラマ、決断があるのではないでしょうか。そしてそれはそばに居るご家族も実は知らなかったり。。親御様にいざどんな人生だったか聞きたいと思っても、聞くのが恥ずかしかったり、あるいは遠方で暮らしていて話すタイミングがない場合も少なくないと思います。人生BOOKは「自分史を贈る」という新しい贈り物の形をご提案します。長寿の節目だからこそ、これまでの人生の歩みを綴りませんか。親御様だけでなく家族の歴史を綴る一冊にもなります。100歳のお祝いで贈られたお客様の感想も紹介していますので、ぜひご覧ください。インスタグラムはこちら
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