2022.02.22長寿祝い・基礎知識
長寿祝いの【古希】についてご紹介します。
「もうすぐ、親が古希を迎えるけど何をした良いの?」
「プレゼントは何を選んだらいいんだろう?」
という方にお勧めの記事です。この記事を読むことで、古希に関する知識やお祝いの仕方について知ることができますので、ぜひ最後までご覧ください。
「古希」とは、70歳(数え年)で迎える長寿祝いで、長寿祝いは賀寿(がじゅ)とも呼ばれます。
古希以外の長寿祝いには、還暦(61歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)、百寿(100歳)などもあります。
数え方は「数え年」と「満年齢」の2種類があります。数え年は生まれた年を1歳とし、新年を迎えるたびに1歳ずつ加える数え方です。数え年は年齢に1歳加えますので、2024年に69歳になる場合は数え年で70歳になります。満年齢は、生まれた日を0歳とし、誕生日を迎えるたびに1歳ずつ加える数え方です。満年齢は誕生日の数え方なので、「数え年」よりも馴染みがあるのではないでしょうか。古希のお祝いは70歳(数え年)が一般的ですが、誕生日を迎えた70歳(満年齢)でお祝いされる方も増えています。
古希とは 、中国唐時代の詩人・杜甫(とほ)が詠んだ「曲江(きょっこう)」という漢詩の「人生七十古来稀なり」からきており、意味は「人生70歳まで生きる人は滅多にいない」です。当時は40歳以上が長寿のお祝いとされており、70歳まで生きる人は滅多にいなかったようです。
数え年(生まれた日を1歳とする)でお祝いするのが一般的ですが、現代人には満年齢(生まれた日を0歳とする)の数え方の方が馴染みがあるので、満年齢でお祝いする方が増えています。
・70歳(数え年)1953年(昭和28年)
・69歳(満年齢)1952年(昭和27年)
名称 | お祝い色 | 祝年 | 数え年(満年齢) |
---|---|---|---|
還暦(かんれき) | 赤 | 61歳(満60歳) | 1965年(1964年) |
古希(こき) | 紫 | 70歳(満69歳) | 1955年(1954年) |
喜寿(きじゅ) | 紫 | 77歳(満76歳) | 1948年(1947年) |
傘寿(さんじゅ) | 黄 | 80歳(満79歳) | 1945年(1944年) |
米寿(べいじゅ) | 黄 | 88歳(満87歳) | 1937年(1936年) |
卒寿(そつじゅ) | 紫 | 90歳(満89歳) | 1935年(1934年) |
白寿(はくじゅ) | 白 | 99歳(満98歳) | 1926年(1925年) |
百寿(ひゃくじゅ) | 白 | 100歳(満99歳) | 1925年(1924年) |
*その他の長寿祝いについて
古希の色は紫です。紫色のイメージには上品・優雅・高貴などがあります。日本は紫色を瑞祥(ずいしょう)の色としており、瑞祥には「めでたいことが起こる前兆」「縁起の良い前兆」という意味があります。このように紫色に高貴なイメージが定着した経緯には、604年に聖徳太子が制定した階級制度「冠位十二階制度」などが影響しています。冠位十二階制度は位ごとに色が決まっており、最高冠位となる大徳の色には紫色が使用されており、その他に僧侶の世界でも高位の色として紫色が使用されています。紫色は古希だけでなく喜寿(77歳)と卒寿(90歳)の長寿祝いのカラーでもあります。
プレゼント選びの定番は、名前入りのグラスやタンブラー、湯呑み、日本酒、ワイン、フォトフレームなどがあります。好みに合わせて食器やストール、鞄、タオル、寝具、ゴルフグッズ、時計、マッサージ機などをプレゼントするのも喜ばれると思います。旅行のプレゼントで思い出の場所に訪れたり、定年退職して一段楽ついた今だからこそこれまでの人生をまとめるような自分史サービスのプレゼントもお勧めです。
プレゼントに添えるフラワーギフトは欠かせません。フワラーギフトと一言で言っても、飾りやすい「ボックスフラワー」や見た目が美しい「フラワーアレンジメント」、枯れずにずっと楽しめる「ブリザードフラワー」等の種類があります。
普段は利用しないレストランや料亭、旅館での食事会等、早めに日程を決めて予約しましょう。
これまでの家族旅行の思い出の場所や近くの温泉へ家族で出かけるのも良いかもしれません。古希祝いだからこそ、家族でゆっくり過ごす、貴重な思い出になるでしょう。
続いて、古希祝いのメッセージ例をご紹介します。これまでのことを振り返り、古希という節目だからこそ伝えたい気持ちをぜひ贈りましょう。
お父さんへ
古希おめでとうございます。
仕事を退職してからの第2の人生はどうでしょうか。兄妹でプレゼントを用意したので受け取ってください。これからも素敵な思い出を一緒に作っていきましょう。まだまだ人生長いので健康には十分気をつけてください。
これからもよろしくお願いします。
〇〇より
お母さんへ
古希おめでとうございます。
還暦のお祝いをしたのがついこの間のことのように感じます。還暦のお祝いでは温泉旅行に行きましたね。今回はお母さんの故郷・ルーツを巡る旅行を兄妹で計画しました。一緒に思い出の地へ出かけましょう。健康には気をつけてくださいね。
これからもよろしくお願いします。
〇〇より
いかがでしたでしょうか?
「定番のプレゼントではなく特別なプレゼントを贈りたい。」
「古希を節目にこれからも生きがいを持って人生を謳歌してほしい」
という方にお勧めのプレゼンを最後にご紹介します。
古希という大切な人生の節目にこれまでの人生の歩みを自分史で綴りませんか?
なぜ、自分史?となると思いますが、60代はまだまだ体も元気です。定年退職後は旅行などで人生を楽しんでいるかもしれませんが、少しずつ体の機能が低下してくるのが70歳です。親御様がまだ元気なうちに思い出の話を聞いたり、まとめておくことで、親御様の今まで知らなかったこと人生や想いに触れるきっかけになります。それは、家族のつながりをより深める体験にもなります。そんな「モノ」ではない、「体験」をお届けするのが、自分史製作サービスです。
“⼈⽣BOOK”は親の人生を残す自分史製作サービスです。
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実際に、製作された方の声をご紹介します。
こちらは100歳祝いに贈られたご家族の感想です。
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「70歳のお祝いに自分史を贈ってみようかな。」
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