2022.08.28終活
家系図の記号についてこのようなお悩みはありませんか?
「家系図ではどんな記号が使われるの?」
「家系図に使われている記号の意味は?」
「亡くなっている方はどのように記載するべき?」
家系図には厳格なルールはないためある程度は自分が見やすいように作ることができますが、家系図に使用されている記号の意味を理解して使いこなせるようになると、さらに見やすい家系図が完成しますので記号は使用することがオススメです。
しかし、家系図に使用されている記号は一般的な記号から少し複雑な意味を持つ記号までさまざまですので調べないと分からないものも多いですよね。
そこで本記事では、家系図に使用される記号とその意味をご紹介していきます。
美しい家系図を作りたいという方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
家系図に使用される記号は多くありますが、家系図自体を書くときに厳格な決まりなどはありませんので、書き方はある程度自由に決められます。
一昔前とは異なり家族の形もさまざまですので、同じ名字の一族だけではなく、ペットとして飼っているワンちゃんやネコちゃんも家族として家系図に入れる方も増えているんですよ。
このように、昔ながらの一族だけの家系図ではなく、オリジナリティ溢れる家系図も増えていますので自由な家系図も増えているのです。
ただ、家系図に使用される記号は、美しい家系図を作るためには欠かせないものですので、理解して正しく使用できるようになっておくといいでしょう。
一般的に家系図に使用される記号は下記の6つです。
・二重横線
・縦一本線
・枝分かれする横一本線
・二重縦線
・バツ印
・またぎ線
家系図を美しく仕上げるためには記号を上手に使うことが欠かせませんので、しっかりと記号の意味を理解しておくことが大切です。
それでは、それぞれの記号の意味についてみていきましょう。
二重横線は、妻と夫を繋いで夫婦関係を表す線です。
一般的には夫を右側に、妻を左側に書きます。
縦一本線は、父と母を繋ぐ二重横線の中心から真っ直ぐにおろしたもので子を表す線です。
この縦一本線は子どもがひとりだけの場合に使用される記号で、子どもが複数人いる場合は下記の枝分かれする横一本線を使用します。
枝分かれする横一本線は、子どもが複数人いる場合に持ちられる記号です。
先ほどご紹介した父と母を繋ぐ二重横線からおろした縦一本線の途中に横一本線を引き、枝分かれするように子どもを記載していきます。
子どもは右から年齢順に書くことが一般的ですので、性別を問わずに右から年長者順で「長男」「次男」「長女」のように年齢順に書いていきましょう。
二重縦線は、養子組の子どもを表す記号です。
養子縁組の子どもがひとりだけの場合は、父と母の二重線の下の部分を二重縦線で繋ぎます。
血縁関係のある子どももいる場合は、先ほどご紹介した枝分かれする横一本線の枝分かれした先の養子縁組の子どもだけを縦二重線で繋ぐのが一般的です。
また、養子縁組の有無に関わらず、子どもは右から年齢順に書くことが一般的になります。
バツ印は、配偶者と死別または離婚したあとに再婚している場合に、前妻との関係を表す記号です。
もともと記載していた二重横線の中心にバツ印を書く方法も一般的ですが、前妻と夫を横一本線で繋ぐ、もしくは点線で繋ぐことで前妻であることを表す書き方もあります。
どちらの書き方であっても、現在の妻よりも小さめに前妻を記載することが一般的です。
また、前妻との関係は個人的な感情や家族への配慮などのさまざまな問題も生じることがありますので、そもそも前妻の存在を家系図から消してしまうことも検討するといいでしょう。
またぎ線は、ご先祖様や家族関係によって線の数が多くなってしまったときに、線と線同士を交差させて、すっきりとした家系図に仕上げるための記号です。
またぎ線は、四角く出っぱらせて交差させる方法と丸く出っぱらせて交差させる方法の2種類があります。
ただ、家系図でまたぎ線を使用しすぎてしまうと見づらい家系図になってしまう場合も多いので、線が多くなってもできる限りまたぎ線は使用しない方がよりすっきりとした家系図が完成するのでオススメです。
家系図では、亡くなっている方に対して何らかの印を記載することは一般的ではありませんが、中には名前にバツ印を付けて亡くなっていることを表す場合もあります。
ただ、ご先祖様は亡くなっている割合が非常に多いので、亡くなった方すべてにバツ印を付けてしまうと非常に見づらい家系図になってしまうのです。
ですので、亡くなっている方に何かしらの印をつけたい場合は、バツ印ではなく没年の月日を名前の横に記載するとより見やすい家系図になります。
亡くなった方の書き方にも厳格な決まりはありませんので、印を記載なしでもいいですし、バツ印を記載することもいいですので、見やすい方法を選びましょう。
本記事では、家系図に使用される記号とその意味をご紹介していきました。
家系図にはさまざまな記号が存在しており、美しい家系図を書くには記号を理解することが欠かせません。
ですので、家系図の中では適宜記号を使用してすっきりとした図式にすることがいいでしょう。
また、お伝えした通り家系図には厳格な決まりはありませんので、ある程度は自分が見やすいようにアレンジしても大丈夫です。
本記事を参考にそれぞれの記号の意味を理解して家系図を作成してはいかがでしょうか?
家系図だけでは味気ない。。
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