2022.08.24終活
戸籍謄本についてこのようなお悩みはありませんか?
「そもそも戸籍謄本って何?」
「戸籍謄本はどこで手に入るの?」
「戸籍謄本を取り寄せる方法は?」
戸籍謄本は、市区町村の役場に直接取りに行くのではなく、コンビニで取り寄せる方法がもっとも簡単ですのでオススメです。
しかし、意外にもコンビニで手軽に戸籍謄本を取り寄せられることを知らない方も多く、また知っていても具体的な取り寄せ方法については知らない方が多いのが現状になります。
そこで本記事では戸籍謄本の取り寄せ方法について詳しくご紹介していきます。
戸籍謄本を手軽に取り寄せたいという方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
戸籍謄本(こせきとうほん)は、戸籍に記録されている全員の情報をすべて写したものを指します。
そもそも戸籍は、私たちが生まれてから死亡するまでの、出生・婚姻・死亡・親族関係などの「身分関係」を公的に証明するために作られた公簿です。
戸籍には下記のような内容が記載されています。
・本籍地
・氏名
・性別
・出生日
・婚姻日
・戸籍に入った年月日
・父母・養父母の氏名および続柄
・元の戸籍(他の戸籍から入った場合)
戸籍謄本は本籍地にある市区町村の役場にて管理されており、コンピューターで管理されるようになってから戸籍謄本は「戸籍全部事項証明」と呼ばれています。
戸籍謄本と似た言葉で「戸籍抄本(こせきしょうほん)」という言葉がありますが、戸籍の証明できる人数が異なるのです。
戸籍謄本では戸籍に載っているすべての人を証明できますが、戸籍抄本は戸籍に載っている一部の人の証明しかできません。
つまり、戸籍抄本は戸籍に載っている一部の情報だけを証明したい場合や一部の人だけの情報を証明したい場合に使用するのです。
また、戸籍抄本もコンピューターで管理されるようになってから呼び方が変更されて、「戸籍個人事項証明」と呼ばれています。
先ほどもお伝えした通り、戸籍謄本は本籍地の市区町村にある役場で管理されていますので、もちろん役場に行けば戸籍謄本を取り寄せることはできます。
しかし、先ほどもお伝えしたように、戸籍などの情報がコンピューターで管理されるようになってからは役場に行かなくても戸籍藤本を取り寄せることが可能になったのです。
現在可能な戸籍謄本を取り寄せる方法は下記の3つの方法になります。
・コンビニで取り寄せる
・郵送で取り寄せる
・役場で取り寄せる
それぞれの取り寄せ方法について具体的な方法や注意点などを見ていきましょう。
コンビニで戸籍謄本を取り寄せるには、マイナンバーカードを持っていることが前提となり、コンビニに設置してあるマルチコピー機(キオスク端末)にて取り寄せることが可能です。
それでは、実際の手順や状況別の取り寄せ方法についてご紹介していきます。
コンビニで戸籍謄本を取り寄せる場合は、コンビニに設置してあるマルチコピー機を使用して戸籍謄本を即日発行することができます。
マルチコピー機で戸籍謄本を取得する方法は下記の通りです。
①コピー機画面で行政サービスを選択
②証明書交付サービスを選択
③マイナンバーカードをセット
④4桁の暗証番号を入力
⑤「戸籍全部(個人)事項証明書」を選択
⑥必要事項・必要枚数を入力
⑦発行手数料を入金
以上がマルチコピー機を使用してコンビニで戸籍謄本を取り寄せる方法です。
コンビニで戸籍謄本を取り寄せることで、わざわざ役場に行かなくても近くのコンビニで取り寄せることができますし、何より即日発行できますのでラクチンですよね。
コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付については、こちら(https://www.lg-waps.go.jp/)から詳しく確認できますのでチェックしてみてください。
コンビニでの戸籍謄本の取り寄せは非常にカンタンですが、本籍地と現住所が異なる場合は即日発行ができないだけでなく、入力する情報も増えてしまいますので少し手間が増えてしまいます。
本籍地と現住所が異なる場合にコンビニのマルチコピー機を使用した戸籍謄本の取り寄せ方法は下記の通りです。
①行政サービスを選択
②本籍地の地域→本籍地の都道府県→本籍地の市町村の順に選択
③本籍入力
④戸籍筆頭者を入力
⑤電話番号を入力
⑥生年月日を入力
⑦マイナンバーカードに記載されている有効期限を入力
⑧マイナンバーカードに記載されているセキュリティコードを入力
⑨マイナンバーカードをセット
⑩マイナンバーカードの暗証番号を入力
⑩内容確認→申請番号表示
⑪申請番号印刷
本籍地が分からないという方も多くいるかと思いますので、分からない場合は住民登録地で本籍地記載の住民票の写しを請求して確認しましょう。
本籍地と現住所が異なる場合はコンビニのマルチコピー機で申請のみとなってしまいますが、実は申請だけであればご自宅でも可能なのです。
マイナンバーを読み込むための「カードリーダー」の設置と戸籍謄本の取り寄せに使用するクライアントソフトブラウザの拡張機能(プラングイン)などの「ソフトウェア設定」を事前に準備することで戸籍謄本の申し込みができます。
手順は申請内容の入力後にクライアントソフトウェアを使用した電子署名を作成して登録申請を送信するだけで完了です。
少し難しく感じるかもしれませんが、丁寧に手順が説明されていますので、指示通りに進めるだけで登録申請をすることができますよ。
また、動作保証がされている環境は、OSは「Microsoft Windows 10 64ビット版」、ブラウザは「Microsoft Edge (Chromium版) 」のみとなりますのであわせて確認しましょう。
本籍地と現住所が同じであれば戸籍謄本を取得できますが、異なる場合は基本的に5開庁日以内の発行となります。
戸籍謄本の登録状況を確認するには、「利用登録状況」を確認できるこちらのサイト(https://ks.lg-waps.go.jp/ksgu/#/guk)から申請状況を確認することが可能です。
確認するためには、マルチコピー機での申請完了後に表示される16桁の申請番号が必要になりますので、かならずメモをとっておきましょう。
コンビニで戸籍謄本を取り寄せるときにかかる発行手数料は、1通400円〜450円ほどです。
コンビニでの公的書類の取得を推進していることもあり、役場の手続きに比べてやすくなっている地域があります。
また、キャンペーンなどでも発行手数料が安くなっている場合もありますので確認してみてください。
役所にいく時間がない方は、コンビニでの取り寄せのほかにも郵送で戸籍謄本を取り寄せることが可能です。
それでは、郵送で戸籍謄本を取り寄せる方法について詳しくご紹介していきます。
戸籍謄本を郵送で取り寄せるときに必要な書類は下記の通りです。
・戸籍謄本請求書
・本人確認書類のコピー(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード等)
・郵便定額小為替または現金書留等
・返信用封筒(切手貼付け)
発行手数料は各自治体によっても異なるため、ご自身が取り寄せを請求する自治体のホームページなどをかならず確認してください。
また、戸籍謄本を請求する方と戸籍謄本に記載されている方が異なる場合は、関係性がわかる書類が必要になりますので、こちらも各自治体の指示に従う必要があります。
戸籍謄本を郵送で取り寄せるときの手順は下記の通りです。
①各自治体から戸籍謄本請求書をダウンロードして作成
②返信用封筒を同封して交付先に送付します。
戸籍謄本に必要な内容を各自治体のホームページで確認して自作することも可能ですが、記入漏れなどがあると手間になってしまいますので、各自治体が定めている戸籍謄本請求書をダウンロードすることがオススメです。
戸籍謄本を郵送で取り寄せる場合は、発行手数料450円と往復分の郵送用切手の料金がかかります。
戸籍謄本を郵送で取り寄せるときは、手元に戸籍謄本が届くまでに10日ほどかかってしまうことや、請求書に不備がある場合は平日の昼間に電話確認をしなくては行けないことなどの注意点があります。
急ぎで戸籍謄本が必要な方は郵送での取り寄せは避けるべきでしょう。
戸籍謄本を市区町村の役場で取り寄せる方法は、即日発行ができて昔から利用される定番の方法です。
それでは、役場で戸籍謄本を取り寄せる方法について詳しくご紹介していきます。
役場で戸籍謄本を取り寄せるときに必要な書類は下記の通りです。
・本人確認書類(運転免許証・パスポート・マイナンバーカード等)
・発行手数料
戸籍に記載されていない代理人が戸籍謄本を取り寄せる場合には、委任状が別途必要になりますので、基本的には戸籍に記載されている方が取り寄せるのがいいでしょう。
役場の窓口にて戸籍謄本取得の旨を伝えて、あとは役員さんの指示に従いましょう。
役場で戸籍謄本を取り寄せるときにかかる発行手数料は1通450円です。
本記事では戸籍謄本の取り寄せ方法について詳しくご紹介していきました。
お伝えしたように、戸籍謄本は「コンビニ」「郵送」「役場」の3つの方法で取り寄せることができますので、いちばん負担の少ない方法で取り寄せをするといいでしょう。
戸籍謄本は、さまざまな公的手続きで使用することもありますが、家系図などを作るときに自分のことをより深く知るためにも使用することができます。
ぜひ本記事を参考にスムーズに戸籍謄本を取り寄せてみてはいかがでしょうか。
戸籍謄本の活用方法として、家系図づくり、自分史づくりがあります。
自分史づくりでは、「1人で作れるか不安」「おしゃれな自分史を作りたい」というニーズに応えた自分史製作サービスもあります。それがこちら自分史作成サービス人生BOOKです。
人生BOOKは写真と共に自分史を振り返って一冊の本にするサービスです。
ただ自分史を1冊の本にするのではなく、写真を見たり話を聞いて人生に寄り添って作られる思い出BOOKですので、完成したときの感動はもちろん、これまでの人生を振り返ることで多くの感動を感じることができます。
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