2022.07.09長寿祝い・基礎知識
古希のお祝いについてこのようなお悩みはありませんか?
「そもそも古希とは?」
「古希のお祝いのタイミングは?」
「古希のおすすめのプレゼントは?」
この記事では、古希のお祝いについてご紹介していきます。
古希(こき)とは、満69歳のタイミングで70歳をお祝いすることです。
古希は「滅多にない珍しいこと」という意味があり長生きしたことをお祝いする意味が込められています。
古希の由来となったのは、中国唐時代の詩人として知られている杜甫(とほ)の詠んだ「人生七十年古来稀なり」という詩です。
現在では70歳まで生きることは稀ではありませんが、昔は70歳まで生きることは非常に稀だったことが名残となって古希もしくは古稀と言われています。
古希は70歳をお祝いする習慣であることは知られていますが、どのタイミングでお祝いするべきなのかを悩むことも多いでしょう。
そこで、ここでは古希をお祝いするタイミングをご紹介していきます。
古希をお祝いするタイミングは、数え年で70歳、つまり満69歳のタイミングでお祝いする習慣として知られていました。
しかし、現在の日本では数え年の考え方をする習慣がなくなっていますので、古希をお祝いするタイミングは一般的な年齢の数え方で70歳になったときに行う場合が多いです。
ただ、お住まいの地域やご家庭によっては昔からの習慣を大切にしていることもありますので、それらにしたがってお祝いのタイミングを選ぶといいでしょう。
現在で古希をお祝いする一般的なタイミングとして認識されているのは70歳の誕生日です。
70歳の誕生日をお祝いするタイミングでご家族や親戚などが集まって、誕生日と合わせて古希のお祝いをします。
場合によっては誕生日の当日にお祝いできないこともあると思いますので、もし誕生日を過ぎてしまいそうな場合はあらかじめ後日お祝いすることを連絡しておくことがマナーとして覚えておきましょう。
還暦のお祝いのテーマカラーは「赤色」、傘寿のお祝いのテーマカラーは「紫色・黄色」など、長寿のお祝いにはそれぞれテーマカラーがあります。
古希のお祝いのテーマカラーは「紫色」です。
また、77歳のタイミングでお祝いする”喜寿”のテーマカラーも「紫色」ですので、テーマカラーに沿ったプレゼントを贈りたい場合には同じようなプレゼントにならないように気をつけましょう。
古希のお祝いの仕方はさまざまです。
そこで、古希のお祝いの代表的な例を3つご紹介していきます。
古希のお祝いでは家族や親戚が一同に集合してお食事会をしてお祝いすることが非常に多いです。
機会がないとなかなか家族や親戚が集まる機会はありませんので、普段は子育てや仕事をしていて忙しい方にも非常に喜ばれる機会になります。
古希では、ご家族全員やご夫婦ふたりでの旅行をプレゼントしてお祝いすることも人気があります。
ただ、70歳にもなると体調が優れなかったり、病気や体力的な面から旅行が負担になってしまう場合も多いですので、近場の旅行先を選んであげたりとできるだけ負担の少ない旅行プランを練ってあげましょう。
古希では、お食事をしたり旅行に行ったりと直接会ってお祝いすることが理想的ではありますが、仕事や育児の関係、遠方に住んでいる関係など、さまざまな事情で直接お祝いできない場合も多いですよね。
そんな方が確実に古希をお祝いできる方法として選ぶのがプレゼントを贈ることです。
プレゼントする相手の趣味趣向などの好みに合わせて、喜んでもらえるようなプレゼントを選びましょう。
ここでは、古希のプレゼントで人気の高い商品をいくつかピックアップしてご紹介していきます。
古希のプレゼントに何を選べばいいのか悩んでいる方は参考にしてみてください。
お酒のボトルにお名前を彫刻するのは人気のプレゼントです。
古希でのプレゼントの定番は日本酒ですが、お酒の好みに合わせて選びましょう。
湯呑みに名前を彫刻してプレゼントするのも人気があります。
本人だけの湯呑み・ティーカップをプレゼントするのもいいですが、ご夫婦で使えるペアのものを選ぶとより喜んでもらえるはずです。
普段自分では買わないような高級和菓子なども非常に喜ばれるプレゼントです。
本人の体調に合わせて、糖分などの含まれているものに配慮しながら選びましょう。
しっかりとフラワーアレンジメントされた花束のプレゼントも人気があります。
和室に飾るのか洋室に飾るのかでも花束の種類は変わってきますので、お部屋の雰囲気を想像しながら選びましょう。
子どもや孫、ご家族などと一緒に写った写真をまとめて一冊のフォトブックなどにするプレゼントも人気があります。
最近の写真だけでも喜ばれますが、本人たちの若い頃の写真を入れてあげるとサプライズとしてより喜んでもらえるでしょう。
人生BOOKは、写真と共に自分史を振り返って一冊の本にするサービスです。
ただ自分史を1冊の本にするのではなく、写真を見たり話を聞いて人生に寄り添って作られる思い出BOOKですので、完成したときの感動はもちろん、人生を振り返る制作段階でも多くの感動を感じることができます。
古希のプレゼントは喜んでもらえるものであれば決まりはありません。
しかし、長寿のお祝いである古希では、死を連想させる「櫛」や別れを連想させる「ハンカチ」などは避けるのが無難です。
この記事では古希のお祝いについてご紹介していきました。
古希をお祝いするときは、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。
人生BOOKのインスタグラムです。デザイン例や制作事例を発信しています。こちらもぜひご覧ください。