2022.06.14結婚記念
金婚式についてこのようなお悩みはありませんか?
「そもそも金婚式について詳しく知らない」
「金婚式には何を贈るべき?」
「金婚式で人気のプレゼントは?」
金婚式は結婚記念日の中でも特に盛大に祝われる記念日ですので、しっかりとした事前準備が大切です。そこでこの記事では、金婚式のあれこれや人気のプレゼントについてご紹介していきます。
金婚式とは、結婚してから50周年を夫婦揃ってお祝いする式のことを指します。
夫婦ふたりだけでお祝いすることもありますが、家族や親戚、知人などを招いて盛大にお祝いをする場合も多いです。
また、一般的には長い人生を夫婦ふたりで乗り越えてきたことをお祝いするために子どもやお孫さんが主催して催されます。
金婚式を含む“結婚記念日をお祝いする風習”の起源とされているのはドイツです。
ドイツから結婚をお祝いする会が始まると1624年に「銀婚式」、1860年には「金婚式」がそれぞれ初めて行われ、その後ヨーロッパ全域に風習が広がりました。
日本において結婚記念日をお祝いする風習が浸透し始めたのは、1894年3月に明治天皇・皇后が結婚25周年記念日の「銀婚式」を盛大にお祝いしたことがきっかけです。
「銀婚式」は結婚25周年記念日、「金婚式」は結婚50周年に行われることをご存知の方は多いと思いますが、いつから数えて25年目、50年目なのかをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
このような結婚記念日の数え方は、結婚した年を0年目として数えるのです。
例えば、2020年に結婚したのであれば、2021年が結婚1周年記念日、2045年が結婚25周年記念日(銀婚式)、そして2070年が結婚50周年記念日(金婚式)となります。
忘れてしまいそうな方は、年齢と同じ数え方だと覚えておくといいですね!
金婚式や銀婚式は有名な結婚記念日ですが、結婚15年目までは毎年お祝いして、その後は5年ごとに結婚をお祝いする風習がイギリスにあり、それが引き継がれている形で金婚式のほかにもたくさんの結婚記念日が存在します。
結婚記念日の一覧は下記の通りです。
1年目 | 紙婚式 | 13年目 | レース婚式 |
2年目 | 藁婚式(綿婚式) | 14年目 | 象牙婚式 |
3年目 | 革婚式 | 15年目 | 水晶婚式 |
4年目 | 花婚式 | 20年目 | 磁器婚式(陶器婚式) |
5年目 | 木婚式 | 25年目 | 銀婚式 |
6年目 | 鉄婚式 | 30年目 | 真珠婚式 |
7年目 | 銅婚式 | 35年目 | 珊瑚婚式 |
8年目 | ゴム婚式 | 40年目 | ルビー婚式 |
9年目 | 陶器婚式 | 45年目 | サファイア婚式 |
10年目 | 錫婚式(アルミ婚式) | 50年目 | 金婚式 |
11年目 | 鋼鉄婚式 | 55年目 | エメラルド婚 |
12年目 | 絹婚式 | 60年目 | ダイヤモンド婚 |
結婚記念日ごとに贈るものは異なっており、結婚の年数を重ねるごとに贈りものも豪華になっていくことが一般的です。
例えば、結婚1年目の「紙婚式」では手帳などの紙製品を贈ることが習わしとされていたり、2年目の「藁婚式(綿婚式)」では木綿製品が贈られることが習わし、10年目の「錫婚式」ではアルミでできたものを贈ることが習わしなどさまざまになります。
また、日本では結婚60年目の「ダイヤモンド婚」までしか結婚記念日の名前が設定されていませんが、海外では75周年にはプラチナの贈りもの、85周年にはワインを贈るなどの習わしもあるのです。
金婚式は、結婚記念日の中でも特に大切にされる記念日ですので、普段はできないような体験をするご夫婦がとても多いです。
例えば、ご家族で普段は行かないような高級レストランで食事をしたり、少し遠出をしてお高い旅館に宿泊してリラックスできる時間を過ごすこともよく選ばれています。金婚式の過ごし方に決まりやしきたりはありませんので、ご夫婦ふたりで過ごしたいという方はふたりの思い出の場所に行くのも素敵ですし、家族・親戚が集まる賑やかな雰囲気が好きなのであれば子どもやお孫さんにお願いをしてお祝い式を催してもらうのも素敵ですよね。
「せっかくの金婚式だから結婚記念日当日にお祝いしてあげたい!」という気持ちはあっても、お仕事や遠方に住んでいるなどの関係でどうしても結婚記念日当日にお祝いできないこともありますよね。
実はそのようなご家族はとても多く、お正月やお盆などの帰省のタイミングで一緒に金婚式をお祝いすることが多いのです。
もし金婚式のお祝いをするのであればできるだけ早く、遅くても3ヶ月前ほど前には参加する方へ連絡しておくとトラブルなく当日を迎えられるでしょう。
金婚式は「金色の輝きを得た豊かさ」という意味が込められていることもあり、金杯や金食器、金のアクセサリーなどの「金製品」が送られることが昔からふさわしいとされていました。
しかし、近年の金婚式では金製品ではない贈り物が喜ばれる傾向にありますので、必ずしも金製品を贈らなければいけないということではありません。
もし、せっかくだからと金製品を贈るのであれば、金で名前が彫られている夫婦茶碗やお箸などの人気が高いですよ。
結婚記念日は5年刻みで訪れますが、結婚からの年数を重ねれば重ねるほど贈り物を豪華にすることが一般的で、中でも大きな節目として金婚式は特に盛大にお祝いされます。
金製品をプレゼントするのが一般的と言われていることもあり、金婚式の贈り物の予算相場も高くなるのです。
つまり、これといった贈り物の予算相場は存在せず、親族みんなでプレゼントするのか、それぞれがひとりずつプレゼントするのかによっても予算相場は大きく異なります。
ただ、「何を贈ればいいのか分からない!」という方のために、金婚式で人気の高い贈りものをいくつかご紹介していきますね。
金婚式で人気の高い贈りものは下記4つです。
・メッセージギフト
・旅行券
・名入れギフト
・お食事ギフト
それぞれの贈りものについて詳しくご紹介していきます。
メッセージギフトでは、50年という長い期間をふたりで歩んできたご夫婦に対して、ご家族やご親族から「いつもありがとう」という気持ちをメッセージにして色紙やガラスに彫って贈るのです。
中には似顔絵付きのメッセージギフトであったり、時計付きのメッセージギフトであったりと、さまざまなメッセージギフトが選ばれています。
どんなに贅沢なことよりも、身近にいるご家族やご親族からの「ありがとう」の気持ちが一番嬉しかったりするものですよね。
金婚式で旅行券をプレゼントする場合は、ちょっと贅沢で優雅なひとときを過ごせるように国内の高級旅館・ホテルの旅行券を贈ることが多いです。
温泉宿にするか、観光地にするか、お食事メインにするかなどはご夫婦の趣味趣向によりますが、50,000円〜100,000円ほどの予算の旅行券が選ばれています。
ひとりで贈るには少し高額だと感じる場合は、ご家族・ご親族と合わせて贈るのも素敵ですよ。
金婚式では名入れギフトが選ばれることも多いですが、名入れギフトにはさまざまな種類があるため、贈るものによっても予算は異なります。
人気のある名入れギフトとしては、ご夫婦の絆やずっと仲良くなどを意味する「夫婦箸」や和の心を感じることのできる「湯呑み」、さらには実用的な「ペアグラス」などが選ばれることが多いです。
おうちでゆっくりと金婚式をお祝いしたいというご夫婦には、お食事ギフトが選ばれています。
ステーキやすき焼き、カニ、うなぎなどの定番のお食事ギフトの人気が高く、ご家族やご親族といっしょに食卓を囲むという、愛情あふれる食卓で金婚式をお祝いするのも素敵です。
ここまで、金婚式についての風習や人気の贈りものなどをご紹介していきましたが、やはり一番大切になるのは金婚式を迎えるご夫婦が「何を贈られたら喜んでくれるのか?」ということです。
ご夫婦が一生の思い出になるような贈りものをしてあげましょう。
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